フリーランスが妊娠したら?リアルな経験から学ぶ働き方と収入の守り方

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フリーランスが妊娠したら?リアルな経験から学ぶ働き方と収入の守り方
この記事で解決できる悩み
  • フリーランスだけど、妊娠したらどうやって仕事を続ければいい?
  • 産休・育休がない中で、収入をどう確保すればいい?
  • 出産に向けて妊娠中にしておくべき準備は何があるの?
  • フリーランスが使える妊娠・出産の制度を知りたい!
  • クライアントへの報告や仕事の調整のタイミングがわからない
  • 産後の仕事復帰はどう進めるべき?

フリーランス3年目で妊娠。不妊治療を始めてすぐに妊娠したのですが、早めに準備を進めたことで、2024年12月に無理なく出産を迎えることができました!

そんな実体験をもとに、フリーランスが妊娠したらどう動けばいいのか、分かりやすくまとめました。

助産師からWebデザイナーにキャリアチェンジし、フリーランス3年目で妊娠。

妊娠中のスケジュール管理や収入確保、産後の働き方まで事前に準備しておいたおかげで、現在は産後2か月を迎え、少しずつ仕事を再開しながらスムーズな復帰に備えています。

「フリーランスだからこそ、妊娠を考えたら準備がカギ!」

仕事と育児を両立するためのリアルな工夫やポイントを詳しく解説していくので、ぜひ最後まで読んでくださいね!

目次
  1. フリーランス3年目のリアル!妊娠前の仕事と働き方
    1. フリーランスになってから妊娠を前向きに考えることができた
    2. 自分の時間をほぼ仕事に使うような働き方
    3. 疲弊する働き方を卒業、家族との時間を大切にすることを意識
    4. 初期の不妊治療をしながら働いていた
  2. 元助産師が教える!フリーランスの妊娠出産で利用できる制度
    1. フリーランスには産休・育休制度がない
    2. 妊婦健診費の助成
    3. 出産育児一時金
    4. 出産・子育て応援交付金
    5. 国民健康保険料の免除
    6. 国民年金の免除
    7. 児童手当
  3. 【経験談】フリーランスの妊娠、リアルな働き方と仕事の進め方
    1. 妊娠前と同じ稼働は避けた方が良い
    2. つわりの影響で思うように仕事ができないことが続く
    3. 妊娠中は仕事量を調整して無理なく働く
    4. 妊婦健診を優先したスケジュール管理にした
    5. クライアントへ妊娠、出産予定の報告を早めにした
    6. クライアントとの連絡を密にした
    7. 各種手続きを早めに行なった
    8. 夫と出産後の段取りを話し合った
    9. 思っているより自分のために使える時間は短い
  4. 【実体験】フリーランスで妊娠してよかったこと
    1. スケジュールを立てやすかった
    2. こまめに休憩をとって無理なく働けた
    3. 仕事量を調整できたことで、つわりを乗り切れた
    4. 通勤がないので身体と心の負担がとても軽かった
    5. 平日の妊婦健診でも気兼ねなく予約できる
  5. 【経験談】フリーランスの妊娠出産にかかる費用
    1. 出産までにかかる費用は産院や地域で大きな差がある
    2. 妊婦健診の費用
    3. 出産準備にかかる費用
    4. 入院・分娩費用
    5. 医療保険に加入していたことのありがたさ
  6. 【経験談】フリーランスの妊娠出産、収入の確保と産後の金銭面
    1. 業務委託の仕事を全て手放す
    2. 出産前に必要な収入を確保する
    3. 産前産後休業でサポートしてもらうスタッフを確保
  7. 出産後のリアルな働き方と復帰までの準備
    1. どんな仕事ならできるか出産前から考えておく
    2. 余裕をもった仕事復帰のタイミングに
    3. 復帰に向けてメンタルを整える
    4. 焦らずに自分のペースで復帰する
  8. フリーランスが妊娠・出産を乗り越えるコツ
    1. 妊娠してからではなく、妊娠を考えたら準備をしておくこと
    2. 出産までのおおまかなスケジュールを立てておく
    3. クライアントには早めに報告しておく
    4. 家族に協力してもらう
    5. 妊娠・出産・育児に利用できる制度をフル活用する
  9. まとめ

フリーランス3年目のリアル!妊娠前の仕事と働き方

フリーランス3年目になり妊娠出産を経験しましたが、まずは妊娠前の仕事と働き方をシェアしますね。

  • フリーランスになってから妊娠を前向きに考えた
  • 自分の時間をほぼ仕事に使うような働き方
  • 初期の不妊治療をしながら働いていた
  • 会いたい人に会い、家族との時間も大切にすることを意識

特に不妊治療中はフリーランスでよかったと感じる場面がたくさんありました。

ひとつずつ詳しくお伝えします。

正直なところ助産師や看護師として医療業界で働いていた時は、妊娠を前向きに考えることができませんでした

勤務形態にもよりますが、助産師や看護師の仕事は基本的に「シフト」ありきの仕事だし、仕事の量も内容もかなりハードだからです。

夜勤に入る場合、2交代制や3交代制で働くことになりますが、生活が不規則になって夜勤で体力を使い、どう子育てをするのか想像ができなかったですし、できる自信もありませんでした。

疲れ切ってイライラしている自分しかイメージができなかったんです。

また、保育園で看護師をしていた時のこと。

実際に働くママさんたちを見て、わたしには同じことができないなといつも感じていました。

朝は8時〜8時半には登園(もっと早いママさんもいる)、そのあと仕事に行って17時や18時に子どものお迎えです。

帰宅した後はもちろん、夕飯や子どものお世話がありますよね。

想像しただけで、いつ休めるのか、自分の時間はあるのか、会社員をしながらの子育ては自分には無理かもしれないなと思っていました。

実際に保育園看護師として働いていた時は、夫に「子どもは欲しくない」と話していたほどです。

実際にフリーランスとなり、基本的には自分でスケジュールを立てて時間を組み立てられるように!

通勤もないので、これなら育児ができるなと初めて前向きに妊娠を考えることができました。

フリーランスになってからは仕事にフルコミットしていました。

なぜなら、医療業界からフリーランスWebデザイナーへのキャリアチェンジで、とにかく実績を積んで早く仕事を軌道に乗せたかったからです。

自分の時間をほぼ仕事に使っていて、夜のミーティング、日付を超えて朝方まで制作をするのが当たり前のような毎日でした。

それでも独立して生活できていることが本当に嬉しくて、当時は夢中で仕事に取り組んでいましたね。

ところがまさかのフリーランス1年目で入院と手術を経験することになります。

フリーランスになって妊活を始めたのですが、なかなか妊娠できず、、、

病院で検査をしたところ6cm大の子宮筋腫があり(他にも複数ありました)、手術をしなければ妊娠は望めないということに。

左が入院中の写真、
右は退院の時に夫がプレゼントしてくれました

この時に仕事一筋だった毎日を振り返って、本当に仕事だけにフルコミットする必要があるのか考え直したんです。

わたしがフリーランスになったのは、シフトのような縛られる生活や身体も心もボロボロになってしまうような疲弊する働き方を卒業して、家族との時間を大切にしたかったから

手術室に入り、全身麻酔で眠ってしまう直前は「もしかしたら目覚めない可能性もあるかもしれない」と当たり前の日常が当たり前ではないことを痛感しました。

フリーランス1年目の入院と手術を機に、疲弊する働き方を卒業して、家族との時間を大切にすることをより意識していくようになったんです。

手術から8か月後、幸いにも妊活の許可が降りて病院に通って初期の不妊治療を受けながら働いていました。

不妊治療にはいくつかステップがありますが、わたしの場合は排卵誘発剤を使いながらタイミング法を取り入れる初期の治療からスタート。

初期の治療といっても、薬を使うタイミングや受診日が病院から指定されるため、スケジュール管理が治療を優先したものになっていました。

会社員であればいつ受診のために休む、あるいは時間休をとるなどを考えなければなりませんし、会社に許可をもらうことも必要だと思いますが、フリーランスだったので治療のスケジュールを確保した上で仕事をすることができました。

あらかじめスケジュールは取引先と相談ができましたし、会社や上司に通院の許可を取るということもなかったため、ストレスなく治療を進めることができて、フリーランスで良かったと感じましたね。

元助産師が教える!フリーランスの妊娠出産で利用できる制度

ここからはフリーランスの妊娠出産に利用できる制度について、11年の経験がある元助産師が解説しますね!

助産師からWEB業界へのキャリアチェンジで不安なこともありましたが、妊娠した時は自分が助産師であったことがよかったと思いました(笑)

実際に利用した制度もお伝えしますので、じっくり読んでください。

  • フリーランスには産休・育休制度がない
  • 妊婦健診費の助成
  • 出産育児一時金
  • 出産・子育て応援交付金
  • 国民健康保険料の免除
  • 国民年金の免除
  • 児童手当

助産師を離れて2年以上ですが、思っていたより制度が充実していると感じたのが率直な感想です。

とはいえデメリットもありますので、詳しく解説していきますね!

残念ながらフリーランスには産休・育休制度がないので、デメリット。

産休は「産前産後休業」と言いますが、労働基準法によって定められています。

  • 産前休業:出産予定日の6週間前(双胎の場合は14週前)から請求すると取得可能
  • 産後休業:出産の翌日から8週間は就業できない。ただし産後6週間経過していて、本人が請求し、医師が認めた場合は就業可能

労働基準法は労働者と使用者のための法律なので、フリーランスには当てはまらず、産休がありません。

また「育児休業」は育児・介護休業法によって定められていて、会社員であれば取得することができるのですが、フリーランスは取得ができません。

言い換えるとフリーランスは法律によって取得できる出産や育児のための休暇がないんですね。

産休・育休制度という面をみると、会社員の方がかなり恵まれていると感じます。

しかしながら、2024年11月にフリーランスの取引に関する新しい法律「フリーランス・事業者間取引適正化等法」がスタートしました!

この法律では、育児介護等と業務の両立に対する配慮が義務になっています。

配慮の例としては、

「妊婦健診がある日について、打ち合わせの時間を調整したり、就業時間を短縮したりする」

たしかに会社員の方が充実しているのですが、フリーランスであっても妊娠や育児に関して法律で配慮を義務化されるようになったので、この点は嬉しいポイントです!

引用元:https://www.jftc.go.jp/freelancelaw_2024/

妊婦健診は診療・治療ではないため健診費用は全額自己負担となりますが、妊婦健診費の助成がある自治体では健診費用の一部を助成してもらうことができます。

わたしが住む自治体では「受診票」を交付してもらえたので、毎回の妊婦健診で受診票を提出することで、自己負担がほとんどなく健診を受けることができました。

妊婦健診は病気ではないから全額自己負担と聞くと費用の面で心配になってしまいますが、自治体の助成はありがたい制度ですよね。

どのくらい助成してもらえるかは自治体によって異なること、検査によっては自己負担が発生する場合もありますが、健診の費用面に関してハードルが下がります。

簡単にお伝えすると出産した時に一律50万円が出産育児一時金として支給される制度です。

健康保険や国民健康保険の被保険者が出産した時に支給されます。

わたしが助産師の仕事をしていた時代は一律42万円の支給だったのですが、令和5年4月から50万円に引き上げられました。

出産費用が増額傾向にある今の時代、8万円のプラスは大きいですよね。

わたしも出産時に50万円を支給してもらいました!

参考:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryouhoken/shussan/index.html

2023年からスタートした国が創設した制度で、妊娠中に5万円、出産後に5万円が現金給付される制度です。

助産師として働いていた時はなかったので、個人的には「制度が増えていてすごく嬉しい!」と思っていました。

妊娠中の5万円給付は、母子健康手帳が交付された時に手続きしました。

助産師さんの面談と一緒に給付の手続きを行い、出産後の5万円も自治体の訪問で助産師さんに面談をしてもらい受け取っています。

妊婦健診の助成や出産育児一時金があっても、赤ちゃんが生まれる前は出産に必要なもの(洋服や寝具などの育児グッズ)を買わなければなりませんし、出産後もオムツやミルクなど何かと必要なものが出てくるので、現金給付は誰にとっても嬉しいですよね!

2024年1月より産前産後の国民健康保険料の免除制度がスタートしていて、「出産予定日の月または出産した月の1か月前から4か月間」の保険料が免除されます。

出産予定日の6か月前から申請が可能で、免除の申請時期になった時点で役所に行って手続きをしました。

注意しなければならないのが、支払う保険料が必ずしも無料になるということではないということです。

「出産予定日の月または出産した月の1か月前から4か月間」の保険料が免除なので、言い換えると、この期間の分が減額になるということ。

免除申請をした後に、費用を再計算した書類と支払い用紙が届き、減額された費用を支払っていました!

わたしが住む自治体では、市の国民健康保険に加入している妊産婦を対象に「妊産婦の10割給付」も交付されました。
この制度は妊娠届出日から出産月の翌月末まで、外来の一部負担金が無料になるという制度です。

外来受診の費用や処方される薬も積み重なると結構な費用になりますが、出産翌月末まで無料になったのはとてもありがたかったです。

※自治体によって制度が異なるので、お住まいの自治体ではどんな制度があるのか確認しておきましょう!

国民健康保険料と同様に免除の申請が可能で、免除期間は「出産予定日または出産日が属する月の前月から4か月間」となります。

申請も出産予定日の6か月前から申請が可能です。

あとになって忘れないように国保の申請と同時に行いました。

フリーランスは利用できる制度が会社員に比べると少ないので、利用できる制度は漏れのないように申請をしておきたいですね!

児童手当もフリーランスが利用できる制度のひとつですが、2024年10月分から制度が改正となりました。

改正前までは「中学校終了前までの児童」だったのですが、改正後は「高校生年代までの児童」となり、手当が支給される年代が拡充されたんです。

我が家では出生届を提出するタイミングで、児童手当も一緒に申請しています!

3歳未満の児童は15,000円が毎月の支給額となり、無事に承認の手紙も自治体から届きました。

出産前後のタイミングで制度が改善されていて、フリーランスをやっていく中で本当にありがたいなと感じましたね!

【経験談】フリーランスの妊娠、リアルな働き方と仕事の進め方

フリーランスで妊娠してからのリアルな働き方や仕事の進め方の経験談をご紹介しますね!

  • 妊娠前と同じ稼働は避けた方が良い
  • つわりの影響で思うように仕事ができないことが続く
  • 妊娠中は仕事量を調整して無理なく働く
  • 妊婦健診を優先したスケジュール管理にした
  • クライアントへ妊娠、出産予定の報告を早めにした
  • クライアントとの連絡を密にした
  • 各種手続きを早めに行なった
  • 夫と出産後の段取りを話し合った
  • 思っているより自分のために使える時間は短い

ひとつずつ詳しくご紹介していきます。

実際の経験談をお伝えする前に、前提として妊娠前と同じ状態で働くのは難しいということを理解しておきましょう。

「妊娠は病気ではない」と聞くことがあると思いますが、妊娠前の身体や心の状態とは大きく違っているからです。

ホルモンバランスの変化、妊娠に伴う身体や心の変化があることは事実!

思うように動けないことも多々ありますし、お腹が張りやすくなってしまい切迫早産などの予期せぬトラブルになることもあったりします。

つわり期間はもちろん、お腹が大きくなってくる妊娠後期も同じ姿勢を続けるのが大変で、妊娠前と同じように働くのは難しかったです。

妊娠経過が順調であっても身体は常に変わっているので、妊娠前と同じ稼働をすることは避けた方が良いですね。

つわりの影響で想像以上に仕事ができない期間が出てきます。

つわりは個人差があるのですが、吐き気や嘔吐、食欲がなくなるといった症状が出て起きていることすら難しい時期もあるからです。

わたしの場合は妊娠が判明した妊娠6週頃から「なんとなく気持ち悪い」と感じるようになり、その後症状が本格化。

妊娠15週に入って間もない頃まで、吐き気や嘔吐が続いていました。

加えて妊娠が判明した頃から約1か月ほど、驚くほどに仕事や家事などのやる気がゼロになってしまったんです(涙)

  • 1日中まったくやる気が出ない
  • 何を食べても美味しいと感じない
  • 時々嘔吐する

やらなければならない仕事以外は、ずっとベッドに横になって過ごしていて、助産師の知識があっても本当に回復するのか不安になったほどでした。

助産師時代につわりがひどくて入院していた妊婦さんをたくさん見てきて、「入院するほどひどくなければ乗り切れる」と勝手に思っていたのですが、、、

入院が必要なレベルでなくても、つわりは今思い返しても本当に辛かったですし、思うように仕事ができないことが続いていましたね。

妊娠中は仕事量を減らす、仕事の時間を短くするなどして無理なく働くようにしました。

先ほどのつわりの影響を含めて、妊娠中は突然体調が変化することもあるからです。

わたしの場合はWebデザインの制作業のほかに、出勤するスタイルの講師業の仕事がありました。

つわりがあった時期は講師業のお休みをいただいたこともありましたし、つわりが落ち着いてからは出勤する回数を少なくしてもらい調整したことで、産休に入るまで無理なく働いていました!

妊娠前と同じ仕事量にすると、体調が変わった時の対応が大変になるので、無理なく働ける仕事量にしたいですね。

定期的に受ける妊婦健診は優先してスケジュール確保していました!

産院にもよるのですが、妊婦健診が曜日指定されている産院であればスケジュールは産院から指定された日に決まってしまうからです。

わたしは大きい病院で妊婦健診を受けていたのですが、妊婦健診は水曜日と決まっていたため、健診のスケジュールを把握した上で水曜日はできるだけ仕事を入れないようにしていました。

患者数が多い産院だと、予約した時間に行っても待たなければならないことも、、、

思ったより時間がかかることもあるため、妊婦健診を優先してスケジュールに入れると良いです!

クライアントへの報告の時期は悩みますよね。

報告の時期は一般的には「安定期に入ってから」と言われることが多いのですが、安定期は妊娠16週に入ってからになるため、つわりで辛い時期を過ぎてしまっているんです。

もちろん安定期に入ってから報告という選択肢もあります。

わたしの場合は思っていたよりつわりを辛く感じたことや、産休の時期などを早めにクライアントへ報告して仕事の進め方を相談したかったため、妊娠8週の時点で妊娠報告をしていました。

講師業も含めて仕事の時期や量を調整してもらうことができましたし、早めに報告をしたことで体調に変化があった時に突然の報告とならないようにすることができました。

妊娠中はクライアントとの連絡を密にしておくことで、やり取りがスムーズになってクライアントも自分自身も安心して仕事ができます。

普段から密に連絡をとることは大切ですが、より意識をしていました!

Web制作の仕事はどうしてもスケジュール通りに進まないことがあり、病院の受診日に対応が必要なことも。

そんな時は事前に受診日であること、いつ対応が可能なのかということをきちんとクライアントに伝えていました

受診中は連絡ができないと思いますし、連絡がとれないとクライアントは不安になることもあるので、できる限り密に連絡をとっておきたいですね。

利用できる制度は早めに手続きをしておきたいですね!

  • 国民健康保険の免除
  • 国民年金の免除

どちらも出産予定日の6か月前から手続きが可能です。

わたしは出産予定日の6か月前に手続きを済ませておきました。

産休直前だとバタバタしてしまって忘れてしまったり、緊急で入院する可能性もゼロではないので、できるうちに手続きすることがおすすめです!

妊娠中で落ち着いている時間があるうちに、夫と出産後の段取りを話し合っておきました。

出産後は本当にあっという間に時間が過ぎますし、入院中の病院スケジュールが意外と忙しいんです。

  • 夫の育休期間
  • 緊急時の動き方(わたしの実家への連絡など)
  • 退院までに夫にやっておいてほしいこと(ベビーラックの組み立てなど)
  • 出生届などの書類手続き

わたしが入院した病院は面会時間が15分だったので、娘を見て少し話して面会終了という感じでしたし、入院時期が12月でおまけに大雪(涙)とてもゆっくり話し合いができる状態ではありませんでした。

時間があるうちに、協力してくれる家族とは話し合っておきましょう!

実際にフリーランスになり妊娠を経験してみて、思っているより自分のために使える時間は短いと感じたのが率直な感想です。

スケジュールを管理していても、クライアントワークをやっているとスケジュール外での対応や制作が延期になることもありました。

わたしの場合は産前休業を1か月とる予定だったが、結果として約1週間になってしまったんです(汗)

つわりが落ち着いて仕事をしっかりしようと思ってから、あっという間に出産の時期となりました。

フリーランスはいつから産前休業にするのか自由に決めることができますが、思わぬスケジュール変更などで自分のために使える時間は短くなることもあるので、余裕をもってスケジュールを立てておきたいですね!

【実体験】フリーランスで妊娠してよかったこと

ここではフリーランスで妊娠してよかったと思ったことについてシェアします!

産前休業が1週間になってしまいましたが、振り返るとフリーランスで妊娠してよかったと感じることが5つありました。

  • スケジュールを立てやすかった
  • こまめに休憩をとって無理なく働けた
  • 仕事量を調整できたことで、つわりを乗り切れた
  • 通勤がないので身体と心の負担がとても軽かった
  • 平日の妊婦健診でも気兼ねなく予約できる

ひとつずつ詳しくお伝えしますね。

クライアントワークでスケジュール変更になった仕事もありましたが、妊娠期間を通して振り返るとスケジュールを立てやすかったです。

なぜなら妊婦健診や出産予定のスケジュールを入れた後に仕事の予定を組むことができたから。

私の場合は妊婦健診が病院での指定日であったことや出産方法が帝王切開と決まっていました。

手術日(出産日)が決まっていたので、逆算したスケジュールを立てられました!

会社員の場合だと出勤する日が決まっていて、その中で妊婦健診のための休みを申請することになりますよね。

上司への報告も必要ですし、少しストレスに感じることもあるのではないでしょうか。

スケジュール管理は自分次第ではありますが、妊婦健診や出産予定のスケジュールを最優先できたことはよかったと思えることでした!

つわり期間はもちろんですが、産前休業に入るまで自分のペースで働けたことは本当によかったです!

つわりの症状だったり、トイレが近くなったり、お腹が大きくなってきて苦しくなったりなど、病気ではありませんが様々な症状を経験

疲れたなと思ったらソファやベッドに少し横になって休むように。

もし医療職を続けていたら仕事中にベッドに横になることはできなかったので、フリーランスでよかったと何度も感じました!

こまめに休憩をとって無理なく仕事をしていたことで、身体にも心にも負担なく働けていたと思います!

つわりの時期はフリーランスだからこそ乗り切れたなと感じています!

というのも、つわりの時期は起き上がることすら辛い毎日だったからです。

妊娠が判明した頃から1か月ほど、1日中まったくやる気が出ず、最低限の仕事や身の回りのことしかできませんでした。

元々医療業界で仕事をしていましたが、もし医療の仕事をしていたら通勤や体力的な仕事、シフトなど、とても乗り切ることはできなかったと思います。

自分でできる範囲内での仕事量に調整したことで、辛かったつわり期間を乗り切ることができました。

通勤って地味にストレスを感じることじゃないでしょうか。

助産師時代の勤務は、日勤の仕事だと8時30分から申し送り。

申し送りの時間に合わせて出勤することは全くなく、8時前や遅くても8時10分頃には出勤するのが当たり前(いわゆる前残業)だったんです。

その時間に合わせて、朝起きて準備をするのは妊娠していなくても結構大変でした。

フリーランスになってからの仕事場は基本的に自宅です!

出勤時間0分ですし、ミーティングのない日は部屋着とすっぴんで仕事をしていたので、通勤と準備に使う時間とストレスなく働くことができました!

働き方や仕事内容にもよりますが、平日の時間を調整できるのはフリーランスの大きなメリットです。

会社員も妊婦健診のために休みをとることはできますが、平日に休むのが難しい場合もありますよね。

通っていた病院は妊婦健診が平日だったので、妊婦健診のスケジュールを先に手帳に入れてしまい、その他の時間で仕事をしていました。

気兼ねなく平日の妊婦健診を予約できたので、ストレスフリーでしたね!

【経験談】フリーランスの妊娠出産にかかる費用

利用できる制度が少ないフリーランスにとって、妊娠出産にかかる費用は気になるところですよね。

フリーランスのわたしが妊娠出産にかかった費用をシェアします!

  • 出産までにかかる費用は産院や地域で大きな差がある
  • 妊婦健診の費用
  • 出産準備にかかる費用
  • 入院・分娩費用
  • 医療保険に加入していたことのありがたさ

出産方法やお住まいの地域によって費用は異なるので、参考ということで読んでみてください。

出産までにかかる費用は、産院や地域で大きな差があるんです。

出産費用の全国平均は45万円なのに対して、東京は56万円と11万円の差があります。

助産師時代の経験からわたしが住む青森県は、出産育児一時金で間に合う産院もあれば、自己負担が発生する産院もありました。

また出産方法が自然分娩なのか、帝王切開なのかによっても出産費用は異なりますし、妊婦健診も自治体の助成内容により自己負担が変わってきます

参考:https://www.tokyo-np.co.jp/article/213390

フリーランス妊婦の一例として、実際にかかった妊婦健診の費用をシェアしますね!

産院や地域で大きな差があるとはいえ、実際にどのくらい費用がかかるのか目安は知っておきたいところ。

わたしの状況は以下の通りです。

  • フリーランス(個人事業主)
  • 地方在住(青森県)
  • 国民健康保険に加入

妊婦健診にかかった費用は、実質ほぼ0円だったんです。

妊婦健診は妊娠12週からスタートしたのですが、健診の助成があったこと、妊娠経過が順調だったので追加の検査なども必要がなかったからです。

妊娠12週の妊婦健診で自己負担分の血液検査があったのですが、支払った金額は約5,000円のみでした。

ということで、ほぼ0円なのですが、他にも実質0円になった理由があるんです。

わたしが住む自治体では、市の国民健康保険に加入している妊産婦を対象に「妊産婦の10割給付」という制度がありました。
例えば妊婦健診の際に処方された薬や他の診療科を外来受診すると10割給付されるため、実質的に自己負担が0円になるということです。

実質ほぼ0円だったのは、かなり驚きでしたね!ありがたい制度です!

産院にかかる費用だけではなく、赤ちゃんの必要物品や産後に使う身の回りのものも準備が必要です。

赤ちゃんの必要物品は例えば洋服や沐浴槽などですね!

我が家では電動ラックやチャイルドシートを新品で購入したので、10万円以上はかかりました。

今はレンタルだったりメルカリで安く手に入れることもできるので、工夫次第で費用はおさえられます!

あくまでもわたしの場合になるのですが、入院・分娩費用が約40万円だったので出産育児一時金で賄うことができました。

というのも出産方法が帝王切開だったので、自費診療ではなく保険適応になったためです。

出産したのは地元の大きい病院で、都会のクリニックのように個室が確約、食事が豪華、産後のエステなどプラスαのサービスはないので平均的な費用になりました。

プラスαのサービスはありませんが、産科、麻酔科の専門の先生やスタッフさんに恵まれていましたし、安全第一で出産できたので、とても満足しています!

加入する医療保険によって出産時の適応は異なりますが、実際に妊娠出産を経験して医療保険に加入していてよかったと実感!

帝王切開は手術になるので加入している医療保険が適応になり、保険金の給付がありました。

経膣分娩の場合でも吸引分娩など、産科手術に分類される出産方法になった場合は医療保険の適応になる場合もあります。

医療保険よりも貯蓄という意見もありますが、保険を掛けておくことでまとまったお金を準備できるのは子育てをしていく上ではありがたいと感じました!

【経験談】フリーランスの妊娠出産、収入の確保と産後の金銭面

実際に妊娠出産にかかった費用面をシェアしましたが、フリーランスが妊娠出産する時に収入をどう確保するのか、産後の金銭面もお伝えしますね。

ただでさえ利用できる制度が会社員よりも少ないのがフリーランス。

わたしがとった対策は以下の3つです。

  • 業務委託の仕事を全て手放す
  • 出産前に必要な収入を確保する
  • 産前産後休業でサポートしてもらうスタッフを確保

経験談になりますが、ぜひ参考にしてください。

初期の不妊治療をしていた段階から妊娠出産に向けて業務委託の仕事を手放そうと決めていて、妊娠がわかってから全て手放しました。

理由は妊娠期間中に思うように動けない時がある可能性があったこと、産後の仕事を整理して再開したかったからです。

業務委託の仕事は毎月定期的な収入になるため安心できる仕事ではあったのですが、子育てをしながらだと難しいと感じることもあったため手放して良かったと思っています。

ある程度の時間確保が必要ですし、時に緊急対応も必要だったので難しさを感じていました。

妊娠はもちろん出産後は生まれた子どものお世話をしながらの生活になるため、仕事の見直しは必要不可欠でしたね。

わたしの場合は出産前に必要な収入を確保したことで、産後に休めるように調整しました。

帝王切開での出産が決まっていたため、回復に時間がかかること、出産後数か月は夜間の授乳で睡眠不足になることを予想していたからです。

産後もすぐに無理なく定期的に働いて収入を得るという考えもあると思いますが、実際に経験してみて産後すぐに働くのは無理だなと感じました(笑)

帝王切開の痛みは思っていたよりも長引いて、回復までに1か月かかりましたね。

退院してから自宅で赤ちゃんと過ごす生活に慣れるのに2〜3週間はかかりますし、毎日睡眠不足です。

出産前にまとめて半年分の収入を確保したことで、少なくとも2〜3か月は休めるようにしました!

産前産後休業中に既存のお客様対応をしてもらうスタッフを確保して、自分が全て動かなくても良い状態をつくっておきました。

産後はどうしても稼働できない日が出てくるためです。

スタッフ(Webデザイナー)には事前にサポートしてほしい内容を簡単なマニュアルを作成して共有し、休業中お客様対応をお願いすることに。

主な対応内容はWebサイトの保守管理を担当しているお客様や講座生への対応です。

外注費がかかることは事実ですが、サポートしてもらえることの安心感、全て自分が動かなくても良い状態は想像以上に気持ちに余裕を持つことができて出産を迎えることができました。

出産後のリアルな働き方と復帰までの準備

出産を経験して産後2か月の時点で少しずつ仕事をしているわたしですが、出産後のリアルな働き方と復帰までの準備のリアルタイムをシェアします。

  • どんな仕事ならできるか出産前から考えておく
  • 余裕をもった仕事復帰のタイミングに
  • 復帰に向けてメンタルを整える
  • 焦らずに自分のペースで復帰する

ひとつずつ詳しくお伝えしますね!

出産後は妊娠前と同じ量と時間で仕事をするのは難しく、どんな仕事ならできるか出産前から考えておきました。

毎日続いていく昼夜問わず約3時間おきの授乳は体力を使うし、睡眠不足で落ち着いて考えることがなかなか大変だからです。

わたしの場合は主催している講座と既存のお客様のHP保守管理なら無理なくできるかなと考えていました。

出産後は想像以上に時間の流れが早いので、事前に考えておくことがスムーズに復帰できる準備になります!

フリーランスは仕事復帰のタイミングを自由に決めることができます。

半年休むこともできますし、ゆっくり休みたいということなら1年休むことも可能!

大事なのは余裕をもって仕事復帰のタイミングを決めることです。

我が家は夫が約8か月の育休を取得しているので、産後3か月での復帰なら余裕をもてそうだと思い決めました。

どんな仕事をしているかにもよりますが、家族のサポート状況や体調を踏まえて余裕をもった復帰のタイミングを決めましょう。

産後のメンタルを整えることは、ものすごく重要です!!

というのも妊娠中だけではなく、産後もホルモンバランスが大きく変わるから。

妊娠中は妊娠を維持するためのホルモンがたくさん分泌されているのですが、産後は妊娠を維持するためのホルモンが急激に少なくなり、気持ちが不安定になりやすくなるんです。

経験談ですが、いくら助産師の資格があるからとはいえ、毎日続く育児に思うように動かない自分の身体、慣れないうちは夫とうまくコミュニケーションがとれないこともあり、、、

2日おきくらいでメンタルが折れました(笑)

そして思うことが、ママの気持ちがハッピーだと育児を含めて家の中が良い状態でまわるということです。

身体のケアも大切ですが、メンタルを整えることはいちばんといっても良いくらい大切だと感じたので、ゆっくり心も休めましょう!

体調をいちばんに考えて自分のペースで焦らず復帰することが大切。

出産方法(経膣分娩or帝王切開)や産後の赤ちゃんのお世話への慣れ、家族のサポート状況によって個人差があるからです。

わたしは帝王切開ということで、回復に時間がかかると予想したので2か月はしっかり休むと決めていました。

産後3か月での復帰なら自分のペースでできそうだと考えていて、リアルタイムで準備中です!

復帰してみて「やっぱり大変」と感じるなら仕事を調整するかもしれませんが、調整できるのもフリーランスだからですね。

フリーランスが妊娠・出産を乗り越えるコツ

最後にフリーランスが妊娠・出産を乗り越えるためのコツをお伝えしますね!

  • 妊娠してからではなく、妊娠を考えたら準備をしておくこと
  • 出産までのおおまかなスケジュールを立てておく
  • クライアントには早めに報告しておく
  • 家族に協力してもらう
  • 妊娠・出産・育児に利用できる制度をフル活用する

どれも経験して感じたことばかりなので、ぜひ参考にしてください。

正直なところ、この記事でいちばん伝えたいことです!!!

妊娠を考えたらしっかり準備をしておくことが、フリーランスが妊娠・出産を安心して乗り越える大切なポイント。

理由はやっぱり利用できる制度が少ないですし、自分のことは自分で守らなければならないからです。

例えば会社員の場合だと、仮に妊娠して体調不良になったとしても休むことができますし、社内のサポートがあるかと思います。

フリーランスは自分一人にかかっているので、何も準備をしておかないと、何か急の事態になった時にクライアントに迷惑をかけてしまうことも

わたしは不妊治療をスタートした時から、業務委託の仕事を終了することやサポートスタッフに入ってもらうことなど、妊娠した時にどう動くかを考えていたので、妊娠がわかった後も早めに仕事や働き方を調整することができました。

妊娠後の仕事や働き方、金銭面をどうするかなど、妊娠を考えたら少しずつ準備をしておくと安心です。

妊娠後の働き方を調整する上でも、出産までのおおまかなスケジュールを立てておくことがとても大切です。

事前にスケジュールを立てておくことで、新規の仕事を受ける時期がいつまでになるのか、どの仕事をいつまで続けるのかが考えやすくなります

わたしもスケジュールは立てていたのですが、実際はクライアントワークが想定以上に長くなったりなど実際は出産直前まで仕事をしていました。

スケジュールを立てていても、Webの仕事では特にクライアントワークがずれ込むことってあるあるです。

今回の妊娠を経験して、通常のスケジュールよりも2か月くらいの余裕をもって、スケジュールを立てておけばよかったと勉強になりました。

クライアントには妊娠と出産予定を早めに報告するようにしましょう。

妊娠中は予期せぬ体調不良になることがありますし、何かあった時に休んだり仕事を調整しやすいようにしておく必要があるからです。

わたしの場合は妊娠8週の時点でクライアントに報告。

安定期の前ではありましたが、体調を考慮していただき仕事の時期や量を調整してもらうことができて、トラブルなく進めることができていました。

フリーランスでも会社員でも出産後の大変さは同じだと思いますが、ママ一人での育児に加えて、自宅での仕事は大変さが増します

早く復帰するならなおさらですよね。

家族に協力してもらって頼れる部分は頼りましょう!

我が家では育休中の夫に娘のお世話をお願いして、少しずつ仕事を再開していて今後も協力してもらう予定です。

家族の協力で無理なく育児と仕事のバランスをとっていきたいですね。

最後は妊娠・出産・育児に利用できる制度をフル活用するということ。

理由はシンプルで、会社員よりも利用できる制度に限りがあるからです。

わたしも妊娠が判明してから自分で調べたり、母子手帳交付の時に面談をしてもらった助産師さんに聞いてフル活用できるようにしていました!

自治体によって利用できる制度は異なるので、自分自身で調べたり自治体に聞いてみたりして、しっかり把握しておきましょう。

まとめ

フリーランスでの妊娠・出産って、考えてみたら正直めちゃくちゃ不安ですよね。

会社員みたいに産休・育休があるわけじゃないですし、「仕事どうする?収入は?」って考えることが山ほど。

でも、だからこそ大事なのが 「妊娠してからじゃなくて、妊娠を考えたら準備を始めること」 なんです。

わたし自身、妊娠前は仕事に全力投球していましたし、医療職時代はあまりのハードな働き方に妊娠・出産を前向きに考えることができず「子どもがいなくてもいいかも」と思っていたことが何度もありました。

そこからフリーランスWebデザイナーになったことで、仕事と働き方を選べるようになって妊娠・出産を前向きに考えられるようになったんです。

妊娠してからはクライアントへの早めの報告や仕事量の調整、サポート体制を整えて、順調な妊娠期間を過ごして出産を迎えることができたので、フリーランスになって妊娠・出産を経験できて良かったと思っています!

フリーランスでも使える制度(妊婦健診の助成、出産育児一時金、国保・年金の免除など)を活用すれば、金銭的な心配も減るはず。

繰り返しになりますがフリーランスは自分でしっかり準備しておくことが大切です。

妊娠を考えたら、少しずつでも動き始めることで、安心して妊娠生活と出産に臨みたいですね!

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この記事を書いた人

10年間続けた助産師/看護師からキャリアチェンジをしたフリーランスWebデザイナー。2021年12月よりDesign Castという屋号で開業。青森在住。未経験からWebデザイナーへキャリアチェンジした経験、地方でも仕事と働き方を変える方法を発信しています。
・ホームページ制作/LP制作/各種デザイン制作
・デジタルハリウッドSTUDIO青森校トレーナー
・WordPress、HTML&CSSのeラーニング講師
・Webデザイナーフリーランス講座主宰

目次
  1. フリーランス3年目のリアル!妊娠前の仕事と働き方
    1. フリーランスになってから妊娠を前向きに考えることができた
    2. 自分の時間をほぼ仕事に使うような働き方
    3. 疲弊する働き方を卒業、家族との時間を大切にすることを意識
    4. 初期の不妊治療をしながら働いていた
  2. 元助産師が教える!フリーランスの妊娠出産で利用できる制度
    1. フリーランスには産休・育休制度がない
    2. 妊婦健診費の助成
    3. 出産育児一時金
    4. 出産・子育て応援交付金
    5. 国民健康保険料の免除
    6. 国民年金の免除
    7. 児童手当
  3. 【経験談】フリーランスの妊娠、リアルな働き方と仕事の進め方
    1. 妊娠前と同じ稼働は避けた方が良い
    2. つわりの影響で思うように仕事ができないことが続く
    3. 妊娠中は仕事量を調整して無理なく働く
    4. 妊婦健診を優先したスケジュール管理にした
    5. クライアントへ妊娠、出産予定の報告を早めにした
    6. クライアントとの連絡を密にした
    7. 各種手続きを早めに行なった
    8. 夫と出産後の段取りを話し合った
    9. 思っているより自分のために使える時間は短い
  4. 【実体験】フリーランスで妊娠してよかったこと
    1. スケジュールを立てやすかった
    2. こまめに休憩をとって無理なく働けた
    3. 仕事量を調整できたことで、つわりを乗り切れた
    4. 通勤がないので身体と心の負担がとても軽かった
    5. 平日の妊婦健診でも気兼ねなく予約できる
  5. 【経験談】フリーランスの妊娠出産にかかる費用
    1. 出産までにかかる費用は産院や地域で大きな差がある
    2. 妊婦健診の費用
    3. 出産準備にかかる費用
    4. 入院・分娩費用
    5. 医療保険に加入していたことのありがたさ
  6. 【経験談】フリーランスの妊娠出産、収入の確保と産後の金銭面
    1. 業務委託の仕事を全て手放す
    2. 出産前に必要な収入を確保する
    3. 産前産後休業でサポートしてもらうスタッフを確保
  7. 出産後のリアルな働き方と復帰までの準備
    1. どんな仕事ならできるか出産前から考えておく
    2. 余裕をもった仕事復帰のタイミングに
    3. 復帰に向けてメンタルを整える
    4. 焦らずに自分のペースで復帰する
  8. フリーランスが妊娠・出産を乗り越えるコツ
    1. 妊娠してからではなく、妊娠を考えたら準備をしておくこと
    2. 出産までのおおまかなスケジュールを立てておく
    3. クライアントには早めに報告しておく
    4. 家族に協力してもらう
    5. 妊娠・出産・育児に利用できる制度をフル活用する
  9. まとめ